グラフィッククロスってなあに?
オーダー壁紙の事を『グラフィッククロス』と呼んでいます。 コンシューマの方にも『グラフィッククロス』のすばらしさを 分かって頂きたく、ブログを開設しました。
プロフィール

(有)K.W.C 代表 君和田 重則

Author:(有)K.W.C 代表 君和田 重則
『グラフィッククロス』施工のパイオニアとして、6年間修行してきました。商業施設等でしか使われる事の無い『グラフィッククロス』を
コンシューマの方にもご紹介したく、日夜悪戦苦闘しています。
会社を設立して3年目、施工だけではなく出力もやって行こうと考えています。

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~グラフィッククロスの可能性~ 第2章 今後の展望及び野望
1. 現状の仕事量

6年前からグラフィッククロスを始めて
毎年着々と仕事が増えて来ているのは確かです。
僕の会社は、グラフィッククロスの突発的な仕事(店舗が多い)
に対応するため、新築マンションをやっています。
ご存知の通りマンションは、あまり儲かりません。
しかし、一度現場に乗り込んでしまえば
1日2日抜けても何も問題が無い為
グラフィッククロスの仕事に行き易いのです。
但し管理の出来る職人を常駐させています。

とはいえ、マンションも大事なお仕事ですので、
グラフィッククロスの方を調整する事もあります。

施工実績は、3年前で年間5000m程。
去年は、10000m弱でした。
今年は、3月現在で3000mを超えていますので
10000m超は間違いないと思います。

現在7社程の出力会社とお付合いしていますが
各社同じ物件でアイミツ状態になることも頻繁で
同じ案件の見積もりを数社から依頼される事もあります。

各社出力会社は本来、納品だけで対応を終わらせたがります。
内装では全くの素人ですから、職人のネットワークも
持っていませんし現場を管理できる人間もいません。
(僕のお付合いしている会社で2社、営業から施工まで責任を持ってやっているすばらしい会社もあります。)

ですが、当初納品だけで済ませていた会社からも
施工依頼が来る様になりました。
その原因は、『エコクロス』の時と全く同じで
商品に職人の技術と環境(単価)が追いついていないのです。

店舗をやっている職人さんたちの中にも完璧に貼る事のできる
職人さんもいますが、他の多くは
現場で突然グラフィッククロスを頼まれ、半ば強制的に
貼らされている状態です。
それも無地のクロスに毛が生えたような単価で。

これでは、落ち着いてグラフィッククロスを貼れる環境
ではありません。
そして、クレームになります。
何度かそのような事が続き、納品だけだった業者も
施工会社を探す様になったのです。

大型商業施設や店舗、そして昨年から増加してきたオフィス等
需要は確実に増えています。
今まで、グラフィックシートで対応していた場所も
グラフィッククロスに変わって来ています。



2. 10年後の展望(コンシューマの需要)

現状コンシューマの認知度は非常に低いです。
職人さんたちの中にも『はじめて聞いた』と言う方が
いるくらいですから、まだまだ宣伝活動が足りませんが
先日開催された『JAPAN SHOP/建築・建材展』では
5・6社、自社のブースでグラフィッククロスを出展
していました。
僕は4・5年後とにらんでいますが、
近い将来必ず住宅(コンシューマ)に需要が降りて来ます。

もし、コンシューマで爆発したら?

第一章でもお話しした様に、大型インクジェットプリンタ
を持っている会社は数多く存在します。
出力は間に合うかもしれません。しかし、、、

『貼れる職人がいないんです。』

今から準備していれば必ず間に合います。
コンシューマに降りてくる前に。


3. 追い風

今、グラフィッククロスに追い風が吹いています。
オレフィン素材の水性専用メディアに限りますが、
環境問題とシックハウス症候群対策です。

『エコクロス』が登場した切っ掛けもそうですが、
業界がエコクロスでつまずいた分、クロスに関しては
現状おざなりになっている環境問題。
年々基準値が厳しくなって行くシックハウス対策を
全てをクリアしています。
僕の予想では、塩ビ系のクロス(ビニルクロス)は
近い将来なくなるでしょう。
現在でも欧米では、紙クロスが主流です。
スエーデンでは、ビニルクロスを製造販売してはいけない
法律もあるそうです。

ということはですよ。
今の様にクロスが貼れなくなる日が来ると言う事です。
もしかしたら、クロス自体無くなるかもしれません。
現状でも店舗等では、全て塗装で意匠部分だけグラフィッククロスという物件を良く見かけます。

以上長々と述べて来た様に
~グラフィッククロスの可能性~は無限大です。
近い将来必ず、『グラフィックレジェンド』と言う
施工部会を起ち上げたいと思っています。
組織化して、全国ネットワークを作れれば
『職人が自ら出力機をもって起業する』なんて
事も可能になるんです。
そうなれば必ず儲かりますよ~。

質問があればなんでも聞いて下さい。
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グラフィッククロスの可能性 ~第一章グラフィッククロスの誕生~
僕が、グラフィッククロスを施工して来た6年間で確信した
『グラフィッククロスの可能性』について、お話しします。
(僕が知っている範囲のことなので間違っていたらスミマセン)

1、グラフィッククロス誕生までの歴史
  グラフィッククロス専用のメディアができるまでは
  『セットもの』と呼ばれる特注の壁紙が存在していました。
  大口の飲食店用に最低3000mから等と言う
  制限を設けて各社、フルオーダー壁紙を作っていました。
  その一方で印画紙、ブルーバック等と呼ばれている
  展示会や看板用の経師紙は、以前から存在しました。
  印画紙、ブルーバック等は糊付け用の裏打ちが無く
  表面コーティングもされていない為、
  余白を予めカットし、ハケで糊を付け、重ね貼り等
  非常に施工制が悪い商品でした。
  展示会などで使われるものはこのような物です。

2、印刷業界の転身
  3Mの『スコッチプリント』等の登場で
  日本の印刷業界は一転します。
  当時の印刷業界は(先行きの不安から)
  それまでの業務形態から新事業への転換を
  迫られていたのだと思います。
  そこで新しい商品として『グラフィック粘着シート』の登場
  に繋がります。
  サイン・ディスプレー業界にそれまでも繋がりのあった
  印刷会社がこぞってグラフィック壁装材出力会社に転身して
  行きました。
  上記の話は、あくまでも僕の憶測でしかありませんが
  実際、出力会社の多くは広い意味での印刷屋さんです。
  そのムーブメントが、溶剤プリンターを使って普通の壁紙に
  プリントすると言うアクロバティックな業者を産みます。
  勿論、その商品は環境対策やシックハウス対策、防火認定
  はされておらず、ごく限られた世界で使用されていたと
  思います。
  そして大型インクジェトプリンタの登場です。
  
3、『プリンテリア』の誕生
  専用システムは、6年前(ちょっと不安)
  リンテックとオリンパスの共同開発により誕生します。
  メディアをリンテック
  油性インクジェットプリンタをオリンパスが
  という形で商品化になります。
  プリンテリアの後発として、ウォルジェット(桜井)
  デジウォール(トキワ)が登場します。
  上記の商品は、F☆☆☆☆、防火認定を取得しており
  店舗や公共施設に使われる様になります。
  僕が施工を始めた当時はまだ、認知度が低く高額で
  1現場あたり多くて30m程でした。
  しかし、今ではシステムの発達で水性インクジェットが
  主流となり。出力の高速化も伴って1現場約1000m
  になる事もあります。
  価格は、ニップのプリクロ(溶剤インクでニップクロスに出
  力で何故かF☆☆☆☆、防火認定取得)の登場で
  戦国時代突入、現在ではアイミツ合戦が繰り広げられていま  
  す。



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 有限会社 K.W.C 代表取締役 君和田 重則
 会社HP http://www.kwcg.jp
壁紙アカデミー http://www.kwcg.jp/ac
名画壁紙.com http://www.meigakabegami.com
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グラフィッククロス施工の難しさ その1
まず、第一に紙であると言う事。
1、水糊を付けると延びる。ワイド方向に5mm程
2、延びた後は乾燥すると縮む。
3、破けやすい。


1、糊を付けた後オープンタイムを5分から15分取ります。(寒い季節ほど長く)
  紙なので当然ですが水分を含むと延びます。実に1タイル5mm程です。
  ここで問題なのは、タイル数の多い場合片側から張り出すと5mmXタイル数分
  延びる事になります。例えば10タイルの場合50mm,
20タイルでは100mmです。問題は、最後のタイルの際にロゴや切れてはまずい
  デザインがある場合やシンメトリーデザインの時です。お分かりですよね。

2、延びたのですから乾燥すると縮みます。
  ジョイントの目開きや端部の隙間が発生します。
  空調が掛かっていると急激に乾燥する為、問題が発生しやすくなります。

3、紙なので破けやすいです。
  糊を付けた後施工する際、慎重に材料を広げないと自分の重さで破れます。


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